日本の国土の面積の約3分の2は森林が占めています。
古来、森林は林業に従事する人々によって大切に守り育てられ、生態系の礎となってきました。しかし、昭和39年の輸入全面自由化以降、輸入木材に圧される形で国産木材の使用量が減少。そのため林業が後退し、人の手が入らないまま荒廃する森林が増え続けています。
豊かな森が失われていくことはすなわち、山崩れ等の災害に対する懸念だけでなく、環境が変わることによってそれを住処としていた固有の生物が絶滅の危機に瀕する等、生態系が崩れることにつながりかねません。そのためには、「適切な森林管理」(“Well-Managed”)が必要とされています。
加賀木材は適切に管理された森林から製材された木材を、加工・流通することで社会的責任を果たしていきたいと考えております。
加賀木材が取得しているのは、グリーン購入法と合法木材供給の事業者認定書です。
どちらも環境配慮型市場を拡大し、持続可能な社会づくりの推進につながっています。
消費者の方々が、これら認定事業者の製品を積極的に購入することで、責任ある森林管理を行なっている森林・林業経営者を支援することができるのです。そして、それが世界の森林保全へとつながっていきます。