「不燃木材もえんげん®すぎ集成材シリーズ」は白華が極めて少なく結露しない、
メンテナンス性の高い不燃木材です。
不燃木材を使用する際に、第一にあげられるのが「白華」の問題。なぜ、白華現象がおきるか、ご存じですか?
例えば、高温多湿の現場では、大気中の水分に木材の中の薬剤が反応して薬剤を溶かしてしまいます。
結果、表面に結露したように水滴が発生し(これを「液だれ」と呼びます)、その後水分が蒸発して薬剤が残った状態を白華現象と呼んでいます。
不燃木材の多くに使用されているリン酸系薬剤は水に溶けやすい性質があり、多湿の環境で水分と結びついて木材表面に結露(液だれ)を発生させます。
この「結露」が塗装時や確認検査時に発生すると工期に遅れが出てしまうため、現場ではむしろ白華よりも大きな問題となっています。
加賀木材では、結露(液だれ)の原因となるリン酸系薬剤を使用せず、ホウ酸系の薬剤のみを使用した不燃木材を開発。
日本で唯一の「結露しない不燃木材」を製造しています。
結露がないことで、白華現象も極めて少なくすることができました。
※公益財団法人日本 住宅・木材技術センターの優良木質建材認証 (AQ)において、 塗装処理により薬剤の溶出を 抑え白華を抑制した難燃処理木質建材を「白華抑制塗装木質建材」として規定されています。
※環境試験機 気温25℃湿度90%にて検証
白華:多湿時でもおきにくい
結露:多湿時でもおきにくい
加賀木材の不燃木材すぎ集成材は、自然塗料を使用しているため木の表面に塗膜を作らず、万が一白華現象が起きても簡単に拭き取れます。
※もえんげん®すぎ集成材シリーズは「米ぬか油系塗料」(=自然塗料)で認定を取得している日本で唯一の不燃木材。木が呼吸する、風合いを残した意匠が可能です。
【ウレタン塗装】
環境によっては塗膜面が剥がれる場合もあり、修繕コストが発生。
弊社にて屋外暴露試験を実施。ウレタン塗装の内面に白華が発生。塗装面が剥離してはがれてきています。
【もえんげん集成材】
白華がおきたとしても簡単に拭き取れ、劣化はありません。
不燃木材すぎ集成材で施工後1年半経過した事例。劣化や白華などは見られず美しさが持続しています。
「結露」がなく、「白華」も極めて少ない「不燃木材もえんげん®すぎ集成材」についてのお問い合わせは、 下記よりお気軽にご連絡ください。